HDD巡回冗長検査CRCエラーからのデータサルベージ RS-EC32-U3Rレビュー

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photo credit: ImageManHunter via photopin cc

 

新年最初の記事ですが昨年末の出来事からです。

年も押し迫った時期に「ヤツ」がやって来ました。

「ヤツ」の名は

ハードディスクエラー……

 

2TBの増設した内蔵(データ用)ハードディスクが巡回冗長検査CRCエラーを吐きました。

バックアップをとろうとしてもコピー・移動等ができない状態になりました。

もちろん自分にとって重要なデータのバックアップは日頃から実行してますが、それほど大切ではないと考えていたデータでもいざ失うとやはりダメージがあるのです。

デヴィッド・ボウイの”The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars”の1曲目”Five Years”の歌詞の一節のように

「地球が5年後本当に死滅するとわかるまで、自分がこんなに大勢の人たちを必要としていたなんて思いもしなかった。」

という感じでしょうか。


 

結論を先に言うと幸運にも全体の90%位のデータは取り出すことが出来たのですがイマイチ何が良かったのか、悪かったのか、単なる偶然なのかよくわからないので自分がやった事をつらつら記録しておこうかななんて考えています。

※専門家ではないのであくまでも個人的な対処法を記載しています。万人にうまくいくかは保証できません。

 

HDDエラー発生

最初に環境を書いておくと

OS:Windows7 64Pro
エラーが起きたのはOSが入っているHDDではなく、増設した内蔵2TB HDD

<エラー発見の経緯>

仕事が終わってPC内の PS3 Media Server を立ち上げて一旦PCの前から離れました。PS3を起動してDNLA越しに共有フォルダにアクセスしようとした時、いつもなら表示されるフォルダが表示されない。

嫌な予感がしてPCに戻って該当フォルダを開こうとしたもののいつまで経っても開きません。
常駐してあるラトックの RATOC省電力マネージャ を開いてS.M.A.R.Tを確認したら「代替処理保留中のセクター数」の項目で注意が表示されていました。

夜だったので翌日朝、交換用HDDを購入する事にしてその日は何もせず就寝。

HDD換装

翌日、コストパフォーマンスの良い3TBのHDDを購入。早速換装したものの何故か746GBしか認識しない。

ググってみると古いマザーボードはドライバー インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー を新たにインストールしなければならない事がわかり インテル ダウンロードセンター から最新ドライバーをダウンロードしてインストールを試みました。

ですがインストール途中で「このプラットフォームはサポートされていません。」のアラートが出てインストール自体が出来ません。

更にググると新しいバージョンの インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジー のドライバーは古いマザーボードには対応していないなんていう情報が出てきました。

とりあえずバージョンをさかのぼって 11.7.0.1013 のドライバーをダウンロード、インストールも無事完了。

で3TBのHDDも無事認識されシングルモードでパーテーションを切りました。

エラーHDDからのデータサルベージ

エラーが出たHDDはとりあえず外付けにしてそこからデータをサルベージする為にラトックのリムーバルケース SA3-DK1-EU3 に換装、USB3.0でつないでみました。

ここでチェックディスクが起動。チェックディスクはやるべきではない等の情報は頭にあったのですが、この時は勢いで実行してしまいました。

およそ2~3時間ほど経過しましたが10%ほど進んだ所で一向にゲージが進まない状態になり、我慢出来ずに中止。

するとHDDがアクセスエラーになりデータが空の表示に……。またまたぐぐってみましたが、どこにもそのような対策法が見つからず、思考停止。

「あーやっちゃったかも」と全データ喪失を覚悟したもののダメ元で再起動してみたら、無事、元のようにHDDにアクセス出来るようになりました。

この時点で何かHDDに書き込むような操作は危険と判断し、読み出し操作だけで出来るだけバックアップできるか試して見ることにしました。

ただ普通にコピーしようとしてもほぼ途中でフリーズした状態になり、ほとんどコピーが完了出来ません。

再びググると FastCopy というエラーが出てもその他のコピー操作を継続するソフトがあるというので早速インストール。

でバックアップコピーをやってみると巡回冗長検査CRCエラーが出るもののファイル全体の10~20%程度はサルベージ出来るようになりました。

これが限界だろうかと思いつつも時間をおいて何回かに分けてコピーをやって見たことろ徐々にサルベージ出来る確率が上がっていくではないですか。

細かくフォルダごとに何度も FastCopy でコピーをくりかえし数日をかけて全体の90%以上のデータがバックアップできました。

ラトック RS-EC32-U3R購入レビュー

とりあえずバックアップ用としてラトックの外付けUSB RAIDケース RS-EC32-U3R を購入 内蔵するHDDはWD30EFRX 2台をRAID1(ミラーリング)にしました。

このHDDケースをチョイスした理由は個人的にラトックシステムの製品に信頼感が有ること、USB3.0接続、ファン搭載という所でしょうか。

使用感なのですが、ファンはデフォルトでは45℃以上にならないと回転しないため(設定で変更可能)冬場はほぼファンが回転する事もなさそうで非常に静かです。

筐体がコンパクトなためHDDの温度が若干上がり易いのかなという感じなので低回転省電力のHDDを選ぶのが無難だと思います。

速度は CrystalDiskMark で測定すると

cdm

とまずまずの速度だと思います。

まとめ

HDDは消耗品、という思いを改にしました。

完全無比なバックアップ体制は無いと思いますが、データを消失しにくいシステムを構築すると同時にやはり常に危機感を頭のなかに入れておくべきものだなと思います。

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