昨年末ハードディスクエラーという厄事に見舞われましたが、結果的にHDD内のデータを統合したり削除したりで整理をするきっかけになりました。
HDD内のみならず頭の中など貯めこまれて混乱したデータを整理するのに役立つツールといえば管理人いぬたろうにとっては アウトライナー になります。
ということで新年を迎えて頭の中も、はたまた実際のデータやプランなど情報の整理に欠かせない必須ツール、PCでもスマートフォンでもタブレットでも使えるクラウドアウトライナー WorkFlowy を紹介したいと思います。
アイデアを整理するツール アウトライナーとは
アウトライナー とはググったら「アウトライン」と呼ばれる形式を使ってテキストを編集するプログラムの総称と出てきます。
何やらまた同じような単語が出てきて混乱しますな。

管理人いぬたろう的には頭の中にある漠然としたアイデアや、やらなければならない作業なんかを文字に書き出して階層化したり、グループ化して整理するツールだと大雑把に考えています。
アウトライナー の中でも WorkFlowy はクラウド上にデータを置いているので端末を選ばず作業できるのが特徴です。行数に制限付きではありますが無料で使用出来ます。
マインドマップとの比較
思考を整理するツールとしては マインドマップ も有名です。

どちらを使うかは個人の好みになるのですが、管理人いぬたろう的には アウトライナー のほうがテキストに集中出来る感覚があります。言葉が出てきやすいというかそんな感じです。
また動作も全体的に軽快なのが アウトライナー のよい所だと思います。
WorkFlowy インストール
インストール他、基本的な使い方はこちらの記事で詳しく説明されています。
無料では250行しか作成できないのですが上記記事中の紹介リンクからアカウント作成を行うと500行まで拡張されます。(登録した人と紹介者も。)
基本的にはプラウザベースのアプリなので プラウザー上で使うか、ChromeではChromeアプリとしてオフラインでも起動することが出来ます。
※以下の説明はChromeアプリ版の画面を使用します。
使い方
最初に覚えなければならない事は3つのみです。
1.[Tab] 階層を下げる(右に移動)
2.Shift + [Tab] 階層を上げる(左に移動)
3.項目の左の●をマウスオーバーすると形が変わるのでそのままクリック・ドラッグで移動(子の階層ごと移動)
他の機能は適宜使い込んでいくうちに調べて覚えていけばよいのではないかなと思います。
WorkFlowyのメニュー

使用法を具体例を出して説明します。
今回管理人いぬたろうはデータを整理する事になりましたが、内蔵HDDが2台、外付けHDDが2台の合計4台のHDDにデータを分散して運用する事になりました。
あらかじめデータの置き場所を分類しなければ混乱間違いなしの状態です。
まず WorkFlowy にHDDの個数分の項目をつくりました。

更にパーテーション分けしてあるドライブレターを下の行に書き込み階層を下げます。(改行して[Tab])

更に保存するファイルの種類を書き込みます。またそれを更に分類していきます。(改行して[Tab])

これでどの種類のファイルをどのHDDに保存しておくか一覧ができました。
ポイント
これを覚えておけばより便利という機能を2つ紹介します。
●重要な項目に Star をつけて見出しにする

●入力したテキストの後に 半角のスペース と # (シャープ) + 半角英数 を入力するとハッシュタグになり見つけやすくなる。

iPhone・iPad対応

PC版にあった機能が省かれていたりしますがおおむね同じように使えます。
(Star機能が無かったりします。)
もちろん同じアカウントでログインすれば継続して同じデータを編集出来ます。
まとめ
●管理人いぬたろうはPCを立ち上げて終了するまで WorkFlowy はほぼ起動させっぱなしです。
シンプルなソフトですがそれだけにいろんな事に応用がきく懐が深いツールです。
もし頭の中がいろんな考えで混乱し整理できない状態であるのならば、一度テキストに書き起こし アウトライナー などを使って整理するのも解決方法の一つだと思います。